航海王

まずはサン・ジョルジェ城(でいいのかな?)正しくはCastelo de Sao Jorgeに向かう。もの凄いウネウネ坂道、長ーい階段。ヒイヒイ良いながら登る私。近所のおばあさんはテクテクと歩いていく。でも、もの凄い雰囲気を醸し出してる街並みが衝撃的かつなんか懐かしい。

ようやく城に到着するも、オープンは9時からとのことで、時間があったので入り口周辺をふらつく。思いっきり観光スポットの城だけに、かなりの団体が集まり始めていた。そんな場所なのに、周辺は完璧に住宅地。なんか面白い。

時間になり入城。もの凄い景色!今まで狭い路地をうろうろしてたのもあって、スゴイ開放感。スバラシイ眺めです。また、クジャクが普通に歩いてるのには驚き。実際、柵とかなしに、いられるとかなり恐ろしい、、、。そんで、城の方に入る。城壁には外的をねらい打ちする用と思われる開口があって、内側が面取りされてる。ん〜ん、機能的!なんてことを考えつつ場内を徘徊してたら、サバゲやりたくなったここで。で、脳内シミュレートを楽しみました。なもんで、人が角からいきなり現れた時は、思いっきりビクッってなって恥ずかしい思いをした。この城欲しい。。。


城をあとにして、坂を下る。電車に乗り、Belemへ向かう。エンリケ航海王子に会うために。高校の時、世界史の授業で「エンリケ航海王子は船酔いが凄かった」って聞いてるんですが、ホントなのかしら航海王子のくせに、、、。

Belem駅を降りて、少し歩くとドーンっとありました、何たらモニュメント!!冒険のパーティが格好良く並んでる。なんか当時の冒険を想像するとワクワクした。でも、頭の中のエンリケさんの予備知識が頭を過ぎるたびに「でもお前役に立たなかったんじゃぁねーの〜?」って思ってしまうのがうっとおしい。でも、ホントにシビれましたあのパーティ。その横にはオーナー・ゼフのバラティエの原型となった海上レストランが!(ウソ)

そして、道路を挟んでお向かい側にあるのが、Belem Culture Centre。美術館やらが入ってる白い塊。やっぱり白が映える。上にある庭園なんかはホント空中庭園かってくらいな感じ。なんかの物語にでも入ってしまったように思えた。

美術館ではRebecca Horn展やってた。どこの国に行っても一度は出会うレベッカワールド。相当売れっ子なのかしら?でも、実際作品は面白かったりする。主に単純な機械仕掛けのもので、動いたり、スプレー拭いたりする。というか「してる」。展示中も機械は動き続け、常に何かしらが変化している模様。例えば、スプレーを壁に吹き付けるやつとかは、ウィーンウィーンってたまに動いてて、壁にスプレー痕。でも、実際スプレーが噴射されるのは見たことないのですが、、、。だからいつももどかしい。寸止め系。
あと、Unicefのアニメがやってた。内容はUnicefらしいものだけど、結構映像に味があって、しんみりしちゃう。なんて言ったらいいか分からないけど、子供向きなため、直球ではないけど、心の奥の方に伝わる、なんかアニメならではの一面を見れた気がした。

そして、電車→MetroでPalhava Parkに向かった。その中にはMuseu Calauste GulhenkianとかModern Art Centreがあって、そこをちょいとのぞいてみた。けど、全体的に特に面白くない。でもGulhenkian美術館の内装は木が多くて、渋い感じでちょっと新鮮だった。ビシッとした空間に光り輝くように美術品が展示されているんじゃなくて、自然にすんなり廻れた。また、モダン・アートセンターの方でAna Hatherlyって言う人のグラフィックが面白かった。いくつか似た絵がある。元は1つの絵。色を変えていって、それに伴って、その絵自体も色のイメージに変化している。その実験的風味な展示のされ方で、「絵の色を変えて雰囲気を変える」ってのから、さらに「その雰囲気から絵が変わる」ってのが面白かった。って風に私は思ったんだけど、ホントはそういうあれじゃないのかも。

そのあと、公園をうろうろしたり、座ったりして公園をでた。リスボンからセトゥーバルに向かう途中にクソデカイ橋見たいのがあるんだけど、昨日バスから見て「すんげー」って思ったから行ってみる。橋って言っても水道橋らしいAqueduto das Aguas Livres。やっぱすごかった。

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