1000%スパーキングにスパーキングされて、本編を見ようということにならざるをえず見ようとすると、魔法先生ネギまってのと、ネギま!?ってのがあって、どっち先?ってことになるわけですが、前者が先ということで、そちらを見ました。
内容は、女子中等部にイギリスから魔法使いの10才の少年が先生として来るってな物語。
31人もヒロイン的なポジションの子がいるので、その子たち+ネギなストーリーが始まるわけです(ネギってのがその少年の名前)。初めはやっぱ明日菜と刹那が気になっておりましたが、明日菜への思いをキープしつつ、一瞬のどかに乗り移ったりしつつ、しばらくの間、夕映(ゆえ)に落ち着いておりました。でも最後数話で、この子っていうのがいなくなるのでした。
ん〜。なんかスゴイ。
こんだけ短いスパンでかなりの思い入れが生まれて、さらにそれが色々と移り変われるキャラ、、、?
キャラもスゲー良いんだけど、途中で気づいたのは、ネギの威力。
なんか見始めたとき、作者は「メチャクチャかわいい女の子をひたすら描きたい」ってタイプかと思ったけど、
そんなもんじゃぁなかったのでした。
実際ホントにハマっちゃうくらいのキャラ続出ってのはフツーじゃない。
それはおそらくネギが「10才」ってのがミソなのです。
普通だと、ヒロインには、たいがい「対になる男」がいるはずなのです(イワユル主人公など)。
そーすると、そいつがいるもんだから、「結局そいつの元へ行ってしまうんでしょ〜」とか「お前もどうせ好きなんだろ〜」的な気持ちが出てくるので、いくら魅力的なヒロインで気になっても、めさめさハマるところまで到達しなかったり、かなりの時間を要したりするわけなのです。
もちろん、そんな「対になる男」は、ヒロインへの気持ちを盛り上げてくれたりもするのですが、、、。
そこを10才の少年に置き換えることで、嫉妬みたいな邪魔な気持ちがなくなるのですっ!
しかもネギは先生っていう自覚が明確にあり、常に「生徒とはそう言う関係にはなれません」というのをアピールしてます。でも、31人のヒロイン達はネギにいろいろな意味での好きアピールがされてて、、、、。
なんて言ったらいいんだろ。。。やっぱ、誰かを好きっていうヒロインは魅力的なわけで、、、。
でも、それを引き出しつつ、さらりと流す感じのねぎ・スプリングフィールド「10才」っていうキャラがスゴイッ!
これ作ったヤツすごいっ!
フンフンッ!
しかもラブコメディー的な要素だけじゃなく、少年漫画よろしくの「仲間」とか「友情」にもやられやすい体質なので、そんな部分もあるこの作品はたまらないのです。
以下、軽くネタバレ。