ビルバオ最終日〜

あっという間に最終日(12/19)。チェックアウトを済ませ出発。荷物預けられたラッキー。そして向かったのは例のGuggenheim。まちを散策し、かなりの大回りで到着〜。ウニウニしてますな、相変わらず。そんで本体の方はサラッとぶっちぎって、広場に建つ仮設展示へ。Laban Centreよりももっとキラキラファサード。どうやら日本人のアーティストのようですが、名前忘れた。入り口にはコンセプト(?)の立て看板。英語でも書いてあったけど、「人間の視覚とは、、どうたらこうたら、、、」で難しすぎでよくわからん。文字で説明を書いてあるんだったらウケルね。中は「猛キラキラフラッシュレーザー」と「しっとりもやぁもやぁ〜レザー」の空間があって、前者を味わった後に、後者の空間へ移動する。なんだかよく分からないけど、「キラキラ」の方はホント凄かった。隣にいたお子さん達の笑顔が忘れられません。ミラーとかフラッシュとかレーザーの演出を見ちゃうと、凄い古くさく感じるんだけど、ここまで怒濤の勢いでやられると、また新しいモノに思えた。面白いもんじゃ。時期的にもちょうど良かったのかなぁ。

帰り際に従兄弟の息子達へおみやげを購入。もの凄くベタなんだけど「紙で作る建築(よく観光地にあるやつ)」。これがまたすごいです。なんせGuggenheim Bilbaoですから!展示されていたサンプルが、その製作のハードさを物語っていました。フフフ。

意外とあっさり終了してしまい、マドリッド行きのバスまで時間が余っちゃった。またまちを徘徊して、本屋で立ち読み。面白い建築入門風な本があった。入門っていっても、パースの描き方〜資料集成って感じで幅広く今pくとにまとまってる。文字以外全部手書きで、単色の色つき。すげー読みやすい(と思う。なにせスペイン語分からないので)。しかも、リーズナブル!!学生にも優しいです。

んー、まだ時間がある。とりあえず、荷物取りに行こうと思いホテルへ。ホテルのホールでくつろいでいると、サーフィンを持った青年がご入場してきました。話してみると、ポルトガルのビーチで2週間も野宿していたらしい。そしてさらに話すと、建築の学生だとさっ。今は休みだそうで、サーフィンしながら各地を回り、ついでに(?)建築を見ているそうです。カッケェ〜。でもさすのナイスガイも2週間の野宿は疲れたらしく、「眠すぎ」って言って部屋に帰って行かれました。

そして、いざ出発!バスターミナルへ。いやぁ〜良いまちだった!ありがとうビルバオ!

そしてバスです。Continentall-Autoという会社の22:00発に乗りました。ゆったりシートで、さらに乗客は10名程ときて快適快適。そして少し眠りにつくと、、、あれ?!もう着いちゃったの?2:30って、、、。全然思ったより早く焦りましたぁ〜(調べてなかったのが悪いんだけど)。マドリッドとかバルセロナって「日本人危ない」って良く聞くからちょっとビビリながら歩いてみる。しかし、info officeも開いているはずもなく、地図なし。無理です。最終手段でタクシー利用。iPodに入れといた住所を見せて、無事ホテルに到着、、、。
ところが、、、もちろんこんな夜中にチェックイン出来ないのは分かっていたけど、ロビー風の場所にすら居座らせてくれない。んー、やばい。「地図をくれっ」て言ってみたけど、「ない」って、、、。そして、また夜の町へ逆戻り。こんなんならタクシー使うんじゃなかったわ。

脳裏に微かに映るマドリッドの地図を頼りに、Museo Nacional Centro de Arte Reina Sofiaへ向かう。確かJean Nouvelによる新館が今年中に出来るという情報があったので、「そこなら何かしらスペースがあるかも」と思い到着してみると、、、、施工中。アフゥ。だめだよジャン。

ジャンに失望しつつ開いている店を探すことに。というか、ずっと探してたんだけど、全然店やってないのねマドリッド。さんざん歩いて開いている店は2軒ほどで、どれも満員御礼ときた。スペインは暖かいというけど、さすがに夜は少し寒い。最終手段の電話ボックスじゃー!って入ってみると半分ガラスなし。寒いじゃん。でも風を防げるから、そこでタバコ吸ってると、電話ボックスの前を通った3人組の中の1人が声をかけてきた。しかも日本語!一瞬ホッとしたようなしなかったような気持ちがして、、、待てよ、こりゃぁ〜怪しすぎやしませんかぃ?少し話すと、結局日本語はほんのちょいしか喋れず英語。ますます怪しんでないの?彼女曰く、スペイン村でついこないだまで働いていたそうです。どうやら働いていたのはホントみたい。そして私の感では「彼女はいい人に認定」。自分は人を見目がある方だから(自称)大丈夫、、、と同時に、そういう風に思ってるやつが危ない、なんて思ったりもした、、、けど結局みんなフツーにいい人でした!彼らはハウスシェアしていて、そこにあげてもらった。朝まで話が盛り上がっちゃって、その後爆睡。起きたら午後2時。しかしこんな出会いがあるとは、、、楽しかったぁ〜。ホントありがとう!!

そして出発するとき、彼女の友達が今晩コメディーショーをやるとのこと。もちろんOKで、約束をし、ホテルに向かう。チェックインを済まし、まずは地図を入手すべくinfo officeへ。その後Biblioteca Pública de Usera(図書館)に出発。Usera駅に着いてみたものの、場所が分からないので、がんばって売店のおばさんに聞いてみる。すると丁寧に色々教えてくれたけど、ぜーんぜん分からないのスペイン語。ごめんなさい。でも「あっちの方」ってことは分かったので、とりあえずそっちの方へ。おばさんの指さした方向は精密でした。簡単に見つけて見学。

ダブルスキンの外側のガラス割れっぱなだけど、放置プレイなんでしょうか?あと、あの開いてる窓みたいなやつ、、、動かないでやんの。固定みたいです(かなりショック)。
そしてトボトボとUsera駅に向かい始めましたが、ここで人生最大級のLost My Way。あたりは暗くなり、道を聞いてようやく電車に乗れました。

ホテルに着く頃にはもう約束の時間で、友達に電話すると車で迎えに来てくれて、ショーを見に行くことに。そのショーとは、いわゆる「営業」というやつで、個人単位のパーティーなどへの出張コメディーショーと言った感じ。そんなところでオレは見てて大丈夫なのだろうか?と思いつつも、スペインコメディーを初体験。言葉分からんけど、世界共通語ボディーランゲージのおかげで結構面白かった。人のパーティーでフラッシュはまずいと思いたかなかったら、こんな謎な写真に、、、一応ショーのワンシーン。

ショーも終わって、また昨日のお宅へお邪魔しました。ワイワイしてると、友達の1人(彼もスペイン村で働いていたらしく、結構日本語話せる)が、おもむろにCDを取り出し、子供達が歌うPopな音楽をかけた。そしたらみんな大盛り上がり。どうやら、ヨーロッパにもモーニング娘的な集団がいるらしく、そいつらの曲で、彼がそれにあわせて、凄い勢いで踊り狂ってた。しかも凄い機敏!爆笑。

夜も更け、車でホテルまで送ってもらい、即爆睡。
翌朝起きると、「あっ、現実だ」って感じだった。ホント夢みたいな体験だったんぁ〜。スゲーわ。このオレがマドリッドで友達出来ちゃったよ、、、。感激!!

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