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かってな印象だけど、オランダ建築ってグラフィック的な感じが強い気がする。それに結構ワクワクさせられたり、個性を感じたりする。なんかメリハリの使い方が自分的にはグラフィック的っつーのを感じさせるところなのかも知れない。あと、色。色の使い方もかなり独特な気がする。なんつーか、人工的な色?っていうのか、自然ではない雰囲気の色。しかも茶色とかにもそういう感じがする。でも、それが安っぽかったり、アホっぽかったりしないのがスゲぇ。

色、色ねぇ〜。ムズイよね〜。ぶっちゃけ、塗られてみないと分かんないし。小さいときから、家とか改造とかしてたりしてると、そういう感覚を養えるんだろうなぁ。もっと、部屋の壁とか色々試しておくんだったなぁ〜。

Groningen museum。駅前なうえに、川の真ん中っていう素晴らしいロケーション、、、にもかかわらず、誰だか知らないけど、とんでもないモノを作ってしまったようです。
川にかかる橋の途中からアプローチするこの美術館は大まかに2種類の構成を持っていて、1つはメルヘン。もう1つはグロテスク。
まず、入って下に降りる。つまり半分川の中。で、もの凄いメルヘン。色といい、ちゃちさといい、、、。そんで飾られてるのはクラシックな絵とか。ビデオ見るブースみたいのがあって、意味不明な段差があるし、そのブースのスケールも全体から見ると異常。凄く嫌な感じがする。なるほど、こういう全体からのボリュームの変化で嫌な感覚を味わうこともあるのか、、、。

そんで進んでいくと、グロテスクなエリアに入る。ここも謎。謎すぎてもうわからない。私の許容範囲を超えている美術館です。私の許容範囲内で言わせて頂くと「クン」です。
なんかメキョメキョしてるもんだから、鳩が住んでてクソまみれだったよ。

でも、面白い経験だった。初めて建物に対してむかつくことが出来たから。

中心地から北の方の大学キャンパス。至って普通だったけど、面白いことが数点。

フツーの建物に見えるこいつら、、、ブラインドが外側に??謎。

ススキを使う。風流でキレイです。でも、普通に良いと思う。ランドスケープであんまし見かけないのは何故??あの高さといい、すらっと感といい、かなり使えそうなのに。

あたらしい棟が建つようですが、その敷地のところにエントランスのモックが、、、。良い考えだと思う。いろんな意味で。

ちょっとした街の広場のようなところのど真ん中に、ポンっと建っているSchool van de Architectuur。Joost Koek設計。こいつもストリートファーニチャーの様に見えちゃった。1つの面が芝になってて、その縁が伸びて建物のエントランスの面の段へ。建物の4面ともオープンなので、この段が結構重要に思えた。高さはベンチくらいの高さだけど、良い感じの境界になって、程よい中間的な空間が出来てる、、、けど、その内側がギャラリースペースみたいなところだったから、ちょっと微妙。しかも、ルーバーがくどいから、その部分がダークな雰囲気になっちゃってた。おしい〜。
最後の写真の左手の非常階段みたいなところに、「チャリ禁止」のステッカー。オランダやね。

グラグラの2段ベッドの2階で目を覚ます。まだ皆さん寝ているようで、ゆぅ〜っくりと降りて朝食。そして一応Mapを手に入れるため駅に向かう。川で囲まれた中心地区に入ると洋服や靴屋が並ぶ商店街。写真は朝っぱらなため人っ子1人いないけど。新しい建物なども沢山あって、妙にPopな感じ。街が小さいだけにホテルのある中心外から歩いてくると妙な感じがした。駅前の美術館もすげーなこりゃ。
駅に着くとチャリ。スゴイ量。むしろ気持ちいいくらい駅前に敷き詰まってました。さすがオランダ!また、駅のエントランスの扉にも感動。この容姿で自動ドアかい。。。

で、無料のMapはないとのことで、諦めてまちを徘徊。ポツリポツリとストリートファーニチャー的なのがあって、良い感じ、、、と言う訳じゃなくて、「頑張ってる感」を感じがした。だって無理矢理なんだもん。あと、古いタイプの街並みにいきなりガラスの箱見たいのが登場したりと、ヨーロッパにしては何でもアリな町なんでしょうかしら。

とぼとぼ歩いていると目をひく建物が、、、どうやらカヌーの発着所らしい。さすが川がある町ですな。キレイでした。また、船も多くて、道にいきなり船着き場というか、川沿いの道に起伏があったり、その川がそのまま公園に繋がってたりとワクワクさせられ、また関心させられる。そのあと、建築の専門学校見たいのに行ったけど週末ってことでお休み。もの凄いこじんまりな学校で、こいつもストリートファーニチャーくらいなかんじで、ポツリと置いてありました。

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