CATEGORY "Maastricht" ARCHIVE

Centre Ceramique。Jo Coenen氏。セラミックっていうからどんな施設かと思ったら図書館だった。Ceramique広場にあるからセラミックセンターなのね。でも、入ってみてもなかなか図書館だと言うことに気づかなかった。1Fはオフィス・カウンター・レクチャーとかエキシビジョンとか出来るホール。どーんと吹き抜け。そんで、地下と上の階が図書スペースになってる。面白い構成。図書エリアを1Fで分断しちゃってるようだけど、うまく機能してる。

本棚や閲覧デスクの配置は普通だったけど、吹き抜けとかポツポツあって、気持ちよかった。あと、図書館内に点在するミーティングブースがあって、形は微妙だったけど基地みたくて良い感じ。高校生くらいの学生がミッチリ詰まってて面白かった。また、普通の個室タイプのミーティングスペースも多い。これはスゴイ良いなと思った。これからは、小学生とか中学生とか共同作業もっとやるようになるんじゃないかなぁ、学校のカリキュラム的に(よく知らないけど、これから必要なことだと思う)。だから日本の図書館にもこれからはこういうスペースが必要と見た!その個室の中には、ピアノが置いてあって、レッスンできるところもあった。実際練習してる人がいた。オレにはここでやる勇気はないけど、、、音聞こえちゃってるし。でも、ピアノだけじゃなくて、色々あったら面白そう。

最近図書館の照明って、本棚の上に付いてるタイプよく見る気がする。でもこれ実際良いですな。読みやすいし、キレイだし。

サンドイッチ食いながら、ふと思った。住宅。特に集住で個の顔を出すところ。これをずーっと考えてきたんだけど、結局それを出す出さないは住む人次第か、そうでないのか。そこをうまく「出したくなるようなところ」にしなきゃいけないんだよなぁ。

セラミックセンターとなりの焦げ茶の集住は大きなバルコニーを持ってる。よくある一面バルコニーで覆われた集住。やっぱ、そこをうまく使ってる人とそうでない人がいて、使われてるところの方が見てて気持ちいい。ただのバルコニーになっちゃってるところは寂しい。無です。それが多いほど、全体的にバルコニーの塊。ん〜。

バルコニーって使う人にとっちゃ良いところなのに、使わない人だと、まったくもって使われない。その一戸を見ると面白いくらい。室内はモノがあって、生活感があってなのに、そこだけ無。外だから?どういうポジションなのかなぁ。外にダイレクトに面しすぎなのか。それとも中と外の微妙な空間になっちゃってるのか。

使ってる人はそこら辺を割れきれる人なのか。

つーか、このタイプのバルコニーに潜在能力なさすぎなだけ?一般的なプランのバルコニーって申し訳なく付いてる。くっつき方だけで変わりそう。もはや、一戸に一つのバルコニーいらねーんじゃねーくさい。だったらその分前にも言った、コミュニティーエリアを作った方がいいわ。

Jo CoenenさんのMaastricht Kantoorgebouw。商工会議所・住宅局という機能らしい。川沿いに建ってる。川の土手斜面を意識したのか、斜めったスラブが伸びてる。って思いながら近寄ると、川に土手ねーし。段々になって、ちょこっとベンチが付いてる。微妙。でもベンチ可愛かった。この斜めスラブが、もうちょっとアクティビティを生むように作られてたら良かったんだろうなぁ〜。つーか、なんでここまでこの形態思いついておいて、これ止まりなんだろ。不思議。

中はカーディラーみたいな感じのロビーでした。どこら辺でカーディラーショップを感じたんだろう、、、。気になる。スケールかもしくは外に対する開き方か、、、それともそっから見える前面道路か、、、。つーか、川沿いに建ってて、川の方閉じてるんだろう。なんか当たり前のことをやられるのもつまらないけど、逆にそれに反すると「不自然さ」だったり「気持ち悪さ」になる場合もある。ましては逆側が普通の道路だけに、、、。素直さも重要。それをやるんだったら、それをも超える「何か」が欲しいところ。あっ、それがあの土手風斜めスラブか、、、。超えられてねぇ〜。

デザイン系の専門学校。設計者はWiel Arets。いきなり広がるバカでかい広場に、集住と繋がりながら面してる。大きく分けて広場を挟むように2棟に別れていて、集住と連なる方がStudio棟(ピロティがある方)。そして逆サイドとはブリッジで繋がってる。
ピロティがあるところにエントランスがあると思いきやない。「常識」となっているところをちょっと変えるだけで、違和感だったり、新鮮だったり、イライラしたりするわけですな。で、こっちから部外者は入れなくて、メインエントランスは逆サイド。こちらの棟は増築なのかな?

メインから入ると、事務室・講義室・図書スペース・ラウンジ・展示スペース等。でも、Studio棟とブリッジで繋がるって、めんどくさそうと思ったけど、中心となる位置にラウンジがあるから、なんとなく良いのかも。あと、縦動線やブリッジなどのPathが退屈にならないような工夫がたくさんあった。というか、そのためだけにやってるな訳じゃないと思うけど。縦動線がスロープになっていて、階段教室・図書スペース・ラウンジがスキップになってる。吹き抜けトップライトが良い感じにある。これだけで、スロープがダルイ空間になってない。フムフム。ブリッジなんか素晴らしく綺麗。でも、毎日のように過ごすとあきるのかなぁ。

外観からは想像出来ないくらい、綺麗で楽しい空間が出来てた。光っていう外の要素をすごく意識していて、よかったんだけど、欲を言えばそれだけじゃもったいないなぁ〜って思った。こういう外見にしちゃうと、この広場がよりだだっぴろーぃ感じになっちゃって、もったいない。

オランダに入り、一発目はMaastrichtです。位置的に東京でいう町田って感じ(まち的には全然違います)。

朝起きると、何やら外が騒がしい。もの凄い人がいる。ロビーに降りて、飯食って、出発しようとすると、試験監督らしいおっちゃんに「もうテスト始まるぞ!急げ」みたいに言われた。ただの旅行者です。聞いてみるとどうやら、このホテルにくっついてる体育館みたいなところで、大学のテストが行われるらしい。エントランス→ロビー→バー→体育館。初めて見たこういうの。リゾート地か。

地図を見る限り、中心まで歩いて行けそうなので歩いて向かう。昨日は夜だったので何も見えなかったけど、もの凄くキレイ。歩道とチャリ道(原付も)が完璧に別れてる。うねうねしてて、繋がったり別れたり。自分がどっちにいるんだかわかんなくなる。教会もひと味違う。

しばらくすると徐々に街になってきた。そしてデザイン系の専門学校に到着。メチャクチャ広い広場に、集住と合体しつつ面してた。学校系なら入っていいかなぁ〜、と思いつつ潜入調査。いきなり受付のおじさんと目が合っちゃったから、とりあえず、許可申請。そしたら、指を指して「そこまでなら良いよ」っていわれた。けど、どこまでか明確ではないので、それなりに見学させてもらった。外観の割に中は気持ちよろしい空間でした。

お次のスポット目指して歩き始める。ちょっと路地にはいると良い感じの世界が。そんでさらに教会の鐘の音が聞こえる。ヨーロッパだ。少し歩くとマーケットに出会った。手が寒かったから手袋購入。あと、靴下。つーかホントに靴下のクオリティー高い!3足500円みたいなヤツがものすごいハイクオリティーで山積みになってました。興奮。まだ旅の序盤だから我慢したけど2セット購入。

 

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