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ここはEspanha Placeすぐ近くのPalhava Park。その中にはMuseu Calauste GulhenkianとかModern Art Centreがあったりする。気持ちよい。これでもかってくらい緑が浮き出てくる。やっぱ日差しが強いってすごい威力。

公園内のPathはコンクリパネル。ちょっとずらされたりしながら、パタパタと道・広場を作る。また、この道が芝生を切って、境界となり、別のたまりの場を生む。

Castelo de Sao Jorgeに行く途中の街並み。斜面に立ち並ぶ住居。建物に囲われた石畳の細い道を歩いていると、たまに開けてリスボンの街が広がる。そこから建物の屋上に橋が渡されたり、また、建物と建物の間に、プライベートなリスボンを見渡せるテラスへ続く階段があったり、とてもワクワクする。うらやましいぃ〜。

城に近づくと、より道は細くなって、ますます雰囲気が出てきたぁー。窓付近の外壁から2本の棒がでて、そこに滑車が付いてロープが張られてる。物干しロープ!ポルトガルじゃメジャーなシステム見たい。
また、新しい目の家もあったが(下の右の写真)、通路の幅などのスケールが街にとけ込んでる。ちょっと奥まったエントランスで2階に上って右奥の光が気になる。なんとも楽しげ。

ドアの下の方にくっついてるちっこいドアは何かしら。猫とか入んない用?また、エントランス付近の壁に埋め込まれた緑の皿。はじめは「灰皿?」とか思ってたけど、そこにぶら下がってる緑のロープと棒で、これも物干しシステムだと分かった。おもしれぇ〜。

まずはサン・ジョルジェ城(でいいのかな?)正しくはCastelo de Sao Jorgeに向かう。もの凄いウネウネ坂道、長ーい階段。ヒイヒイ良いながら登る私。近所のおばあさんはテクテクと歩いていく。でも、もの凄い雰囲気を醸し出してる街並みが衝撃的かつなんか懐かしい。

ようやく城に到着するも、オープンは9時からとのことで、時間があったので入り口周辺をふらつく。思いっきり観光スポットの城だけに、かなりの団体が集まり始めていた。そんな場所なのに、周辺は完璧に住宅地。なんか面白い。

時間になり入城。もの凄い景色!今まで狭い路地をうろうろしてたのもあって、スゴイ開放感。スバラシイ眺めです。また、クジャクが普通に歩いてるのには驚き。実際、柵とかなしに、いられるとかなり恐ろしい、、、。そんで、城の方に入る。城壁には外的をねらい打ちする用と思われる開口があって、内側が面取りされてる。ん〜ん、機能的!なんてことを考えつつ場内を徘徊してたら、サバゲやりたくなったここで。で、脳内シミュレートを楽しみました。なもんで、人が角からいきなり現れた時は、思いっきりビクッってなって恥ずかしい思いをした。この城欲しい。。。


Portuguese Pavilionお隣のLisboa Building(Edificio Lisboa)。こちらも中は使われていない模様で入れなかったけど、ちょっと面白かったので。メインっぽい入り口からスロープがビィーっと伸びてて、それが廊下になって、内部にアプローチ。で、その廊下にもう一枚外側の壁があって、ごっつい庇になってる。天井はない。だから光が程よく入ってきて、クッキリと影ができる。なんかこの日差しの強い気候ならではの形態って感じ。

そいでもって、こういう動線空間がファサードを決めてる。結構こういうの好き。でも、外見とこの中間的な空間はかっこいいんだけど、中が微妙な気がする、、、(外からのぞいた感じ)。

ついにポルトガルでのAlvaro Siza。Lisbon Expo '98 Portuguese Pavilion。残念ながら中では何も行われていなく、入ることは出来なかった。たまに使われたりしてるのかなぁ。

風土に素直で、ものすごくポルトガルを感じることが出来るランドスケープな建物という印象。壁-木-空-光-影-海。すんごいです。特に「枠」となる独立した壁と「地」となる建物の壁でこんなに木々がクッキリと、そして気持ちよく感じられたのには感動。モッサリ木が生えてる訳じゃないのに、、、量じゃないのね。やはり、木が作り出す影、葉の間から見える風景。そういったモノを意識させることで、それ自体を鮮明に感じさせることが出来る。。。木だけじゃなくて、他のことにも言えるんだう、、、街とか。

Santiago Calatrava氏のOriente Station。駅に到着するといきなりサァァッーって感じの世界。白っ!でも、いやみな感じは全然なく、人工的過ぎるスーパーファインは全く感じない。思っていたより天井が高く感じ、そして自然だった。こんなに外は日差しがあるのに、この下だけは影がなく、別世界。こんなに規則的なのに。このプラットフォームは3Fに位置して、2Fが前のショッピングモール、プラットフォームと地上、あとバスターミナルを繋げるコンコース。

下層に降りると、また別世界。外とのギャップが良い感じに薄暗い。プラットフォームからのトップライト、縦動線からの光がニクイ。Calatravaさん特有の有機的さがある。吹き抜けは地下まで繋がってて、クソでかいけど丁度良いバランス。でも、ヨーロッパの駅舎の決定的な違いは改札ないのよねぇ〜。それでいて、沢山縦動線があって、あんましインフォメーションもないから、ちょいわかりずらい。見た目的にはよく見えちゃうんだけど、、、。

外に出るとまたサンサンと太陽で、ギャップを楽しめる。そんでスゴイ迫力。しかしこの「良いギャップ」って何なんだろ?ンガー。
ちなみに、横のウネェ〜っとしたバスターミナルもCalatravaさんなのかな?なんか後付みたいな感じだったけど。

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