21世紀美術館

久々の旅行。金沢行ってきましたー。21世紀美術館SANAA
実際行く直前まで予備知識は全くなく、よくお目にかかる平面図なロゴのイメージのみ。
○の中に箱がぽこぽこなんだなーっていうぐらい、、、。
前日に一応、平面だけ見てみると○の表面にカフェやら図書やらのオープンな機能で内側に美術館。
ロゴで見てる限りでは、ごちゃごちゃしてそーな感じがしてたけど、意外と明確に分かれてるし、
ちょっとしたオープンクローズでかなり柔軟っぽい。良さそうじゃーん。
でも、周辺がどうなってるかわからなかったからアレですが、ランドスケープもシンプルにサァーって感じだし、
円形なんで、「逆に閉じちゃう感じなのかなぁ〜」と「かわかりやすいのかなぁ〜」って疑問だった。

現地到着。天気がすげーいい!しかも、こんなところにあったんだー。
結構駅から離れてる感じだったから、のっぱらにポツンとでもあるのかと勝手に思っちゃってたけど、
かなり文化的で城跡?やら兼六園やら市役所に囲まれたところにありまして、びっくり。かなり雰囲気ある街並みでした。
しかも、こんなに白箱が上にポコポコしてるなんてー。快晴の空に映えててキレイでしたー。
小川に面してたり、周りの道も特徴あるし、敷地事態が結構まちと食い込んでる感じ。
なもんで、「わかりにくい」っていう感じゼロ。「閉じちゃう」っていう感じは、、、んー。
なんか、道からの距離とこのランドスケープのシンプルさが、この建物をオブジェっぽくしてる感じもした。
ランドスケープが広場っていうより、もっと公園な感じの方が良かったんじゃないかしらー。
オープンな機能たちも、見せ物っぽくなりがち。中からの風景も周辺パワーでカバーされつつあったけど、
ちょいとサァーって感じすぎてなんか落ち着かない感じ。カフェとか、託児所のところは、その機能が外側に出てくる形跡があったけど、
冬だからなんにもでてなかったしー。
やっぱ、もっと身近さがでないといかんなと。円形っていうのは削れないとすれば、やっぱまちとの表層、ランドスケープかな。
建築とかランドスケープだけで解決される問題じゃないけどもー。



外からも感じられるけど、内部は奥行き力はそこそこなもの。
シャーっとのびるパスに光庭と外からの光がっ、、、。ハウゥ。
外周のオープン機能と美術館の機能を分ける部分もこの奥への繋がり感を壊さないよう配慮されたデカガラス戸。いいねいいね。
迷路な感じにもなりそうだけど、なんだかすんなり回れちゃった。うまくできとる。
光庭も単調にしないためか、パスが通ってたり、展示室がめりこんでたり、、、ちょっと後付な感じしたけど、
仕方ないか、、、やっぱ完璧に展示空間として考えてるんだろうな、、、。でも、全面ガラスだと、視線が定まらなくてモワーってなっちまうのは、もったいない気がした。こりゃ好みの問題かな。
あと、光庭の周りの箱との距離がだいたい一定だったけど、美術館機能側にも少し変化があったらメリハリがでて良いかもー。使われ方も増えるかもー。
たまにあるパンチングの部分はなんか設備のところなのかな。カッコイイッ!



エレベーターのマシン具合がかっこよかった。ボタンもいい感じなのなー。
乗ると、一層分を移動する短い間に、エレベーターが自分の説明をしてくれる。ウケル。

ネタバレだけど、タレルの部屋。入ったときビックリ。
室内のつもりで入った部屋が外なんだものー。ハゥッ!って感じでした。

Kanazawa/Japan/2007.01.05

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