自然と一体型かと思いきや

Van De Veldeさんのオランダ国立公園内のKröller Müller Museumに行った。森と一体化する美術館を期待して行ったけど、これはフツーに森に建つ美術館だったのでちょっと残念。でもカッコイイ感じでした。森の中にT字型に配置される平屋の美術館。ミース大先生様を感じるようなシンプル系。

細長い空間が繋がっていて、所々に視覚的に外へ繋がる。ドアがあって外に出れそうだけど出れない。だから外はあくまで「絵」としてある感じる。どういう体勢でやってるかわからないからあれだけど、過去の作品を展示していく体勢ならアリなのかもしれない。でもそれ以上のモノは望めない感じ。設計者的には外と繋がる見たいな感覚はあったみたいだけど、そういう風に運営されてない。運営者側に意図が伝わってないのか、機能的に成り立ってないのか、、、。たぶん頭の中のどこかに外と繋がるイメージがあっただけで、やっているのは「絵」としての外。ん〜、ガラスにして、ドア付けるぐらいじゃ、それ止まりよねぇ。難しいねぇ。

そんで、外に出ると森に作品がちりばめられてる。美術館から近いところは、ランドスケープされていて、作品は展示されているって感じだったけど、離れるにつれて森。作品が落ちてる。つーか、これは面白い展示スペースだと思った。だって森なんだもん。なかなかこんなに森ってるところにちゃんとした美術館として展示出来るところないもんね。

どこが美術館か分かんなくなって、しばらく歩いていると、カフェのテラスのところにでたけど、ドア閉まってて入れないし、、、何のためのテラスだよ、、、謎。こういうのがもの凄く切ない。森側から建物を見ても分かるように、完璧に森と建築が分離してる。これはこれでカッコイイです。でも、これからの美術館としてはこれだけじゃダメだと思ったりしてみた。

エクステリアが結構カッコイイ。なんかはまってる系。こういうの好きです個人的に。

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  • O evening time! Peter walked up the first slope without a pause; when he was well from view, though, he stood nonetheless and looked distrustfully about this man.

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