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ホントはもう1つ見たいところがあったんだけど、infoで聞いてみると、どうやらMadrid市内じゃないらしく、そいつは諦めとっととバルセロナに行こう。お金より時間を優先して、電車で行こうと思った。Atocha駅に向かう途中施工中のReina Sofia Museumを眺めつつ思った。「なんじゃこりゃ」。友達の家はAtocha駅の目の前で、彼女が日本から帰ってきたとき驚いたそうです。「あわない」「嫌い」とかそういう風に言っていましたが、オープンしてからこの心境を変えられるかどうか見物ですな。

そして、お別れを言い、駅に到着。実は切符買ってませんで、買おうとすると最悪の事態。
「今日は空き席ないです」
うぉ、やべぇ。急遽バスに変更。駅のinfoで聞いてみると。バルセロナ行きのバスはAvda. de Americaからだそうで(Bilbaoから着いた駅)、タイムテーブルを見ると、次の便まで時間ぎりぎり。「これ(15:30発)に乗りたい!」っつーことで、すぐさま移動。そして、空き席もまだあり、ギリギリセーフですた。そして、落ち着いてからタイムテーブルを見てビックリ!所要時間8時間!!あぁ、今日は終わった。
今回はBilbao-Madridとは大違いの満員。しかも8時間。。。。

バスはひたすら平野を走り続けた、、、(起きてる時の記憶より)

そして23時過ぎに到着。地下鉄でホテルの方へ。到着。就寝。
バスの時間をことごとく間違えていた私。。。馬鹿です。

あっという間に最終日(12/19)。チェックアウトを済ませ出発。荷物預けられたラッキー。そして向かったのは例のGuggenheim。まちを散策し、かなりの大回りで到着〜。ウニウニしてますな、相変わらず。そんで本体の方はサラッとぶっちぎって、広場に建つ仮設展示へ。Laban Centreよりももっとキラキラファサード。どうやら日本人のアーティストのようですが、名前忘れた。入り口にはコンセプト(?)の立て看板。英語でも書いてあったけど、「人間の視覚とは、、どうたらこうたら、、、」で難しすぎでよくわからん。文字で説明を書いてあるんだったらウケルね。中は「猛キラキラフラッシュレーザー」と「しっとりもやぁもやぁ〜レザー」の空間があって、前者を味わった後に、後者の空間へ移動する。なんだかよく分からないけど、「キラキラ」の方はホント凄かった。隣にいたお子さん達の笑顔が忘れられません。ミラーとかフラッシュとかレーザーの演出を見ちゃうと、凄い古くさく感じるんだけど、ここまで怒濤の勢いでやられると、また新しいモノに思えた。面白いもんじゃ。時期的にもちょうど良かったのかなぁ。

帰り際に従兄弟の息子達へおみやげを購入。もの凄くベタなんだけど「紙で作る建築(よく観光地にあるやつ)」。これがまたすごいです。なんせGuggenheim Bilbaoですから!展示されていたサンプルが、その製作のハードさを物語っていました。フフフ。

意外とあっさり終了してしまい、マドリッド行きのバスまで時間が余っちゃった。またまちを徘徊して、本屋で立ち読み。面白い建築入門風な本があった。入門っていっても、パースの描き方〜資料集成って感じで幅広く今pくとにまとまってる。文字以外全部手書きで、単色の色つき。すげー読みやすい(と思う。なにせスペイン語分からないので)。しかも、リーズナブル!!学生にも優しいです。

んー、まだ時間がある。とりあえず、荷物取りに行こうと思いホテルへ。ホテルのホールでくつろいでいると、サーフィンを持った青年がご入場してきました。話してみると、ポルトガルのビーチで2週間も野宿していたらしい。そしてさらに話すと、建築の学生だとさっ。今は休みだそうで、サーフィンしながら各地を回り、ついでに(?)建築を見ているそうです。カッケェ〜。でもさすのナイスガイも2週間の野宿は疲れたらしく、「眠すぎ」って言って部屋に帰って行かれました。

そして、いざ出発!バスターミナルへ。いやぁ〜良いまちだった!ありがとうビルバオ!

朝目が覚めると、、、ウホー足筋肉痛!昨日のハイクアップが効いてるみたい。そして、ホテルのシッティングルームの方へ行ってみると荒れ果てた状態。瓶やら、ビニールやら、グラスやらが散乱。何があったの、、、ハァッ!昨日はフライデーナイト!なんか損した気分。クソッ。

気を取り直して出発。まずはMuseum of fine artsへ。John Daviesの展示をやってました。初めて見たんだけど、かなり衝撃的な出会い。彼のメイン作品は人彫刻。だいたいの作品がスーツを着ていて、絶妙に汚れている。表情も真顔。全体的に色合いも淡く、しんみりとした感じの中に「違和感」を感じられる。レイアウトや体制にも思わず「プッ」ってなってしまうようなユーモアもありサイコーでした。唇、頭などのスタディードローイングも展示されていて、ホォ〜。って感じ。楽しめました。

しかし、、、その後他のブースへ移動して作品を見て回っていると、美術館スタッフの過剰マーク。なぜ?まさにマンツーマンマーク!しかもかなりの至近距離で、ずーっとついてくる。確実にチャリオッツの射程距離には入っている。ありえません。本気で最後の方は文句を言おうと思ったけど、スペイン語皆無なため断念。ほんとになんだったんだろう、、、過去に日本人が何かやらかしたのか?逆に海外での自分の行動に気をつけようと思ったのでした。

最後にミュージアムカフェで休憩。公園に面した気持ちいところろで、散歩中の人も気軽に利用。良い感じですた。お次は、昨日電車から見えた所(ちょっと気になった)に行ってみようと思い、歩きで出発。数キロ歩いてようやくそれらしき所へ到着したが、、、そこにあったのは、閉店した家具やのみ、、、。

まずは、Portugaleteに行きました。ここはかなり海に近い町で、モノスゲーのんびりとした雰囲気。海沿いの公園では、おじいさん達がたまって話してたり、孫を連れてベンチに座ってハーモニカ吹いてる。凄いな、、、。映画のワンシーンかって感じだよ。
そしてここにはこんなモノがあるのです。

なんて呼んだらいいか分からないけど、とりあえず「川渡るマシーン」です。ケーブルが大胆に町につっこんでます。このぶら下がってるヤツが両岸を往復しているわけです。真ん中に車6台(チャリも)、両サイドのブースに人が乗り込む。橋が造れないからこれっきゃないっすのね。内側からまちが発展していった証拠でしょうか。

次に向かったのが、山です。Trapagran駅から歩き、登山電車に乗る。車中ではおばさん達が勢いよくトーク。スペイン語を100%理解出来ないことを再確認し、上の村に到着。なんか違和感を感じる、、、小さい。家のスケール小さい。特にドアなんか1700〜1800くらい。もしかして、バスク人は小柄だったのか?そういえば、基本的にスペイン人そんなにでかくないなぁ。でもこれは異常に小さいなぁ。
階段の裏側はフェイク。粋な計らい。

さて、スペイン-ビルバオに向けて出発。もちろんeasyjetなんだけど、さすがに年末は高く1万弱(つっても安い)。事前にネットでリザーブ済み。朝7:00の便なので、寝ないでStansted空港に到着しました。チェックインデスクでパスポート見せるとチケットを渡された。あぁ、なんかホントにお気軽だなぁ。

ちゃんと1時間半前には空港に到着してたから、時間あると思ってボォーっとしてた。まだ十分時間はあったけど、そろそろ行くかと荷物スキャンするところに向かうと、、、もの凄い長蛇の列。やべぇ、、、間に合うか??焦りつつも列に並んでいると、時たま列をぶっちぎって行く人もチラホラ。ムムム、これが最終手段かぁ。でもどうにか間に合い、easyjetの飛行機はオレンジと白でカワイイ感じの飛行機に搭乗。これからは気をつけよ。
飛行機は、座席指定もなし、飲み物とかも有料で売りに来ます。そんであっという間の3時間ほどでビルバオに到着〜。着陸の際のジェットエンジンの一部が「ウィ〜ン」って開いて、もの凄いメカニカルな部分が露出したときに、かなりビビって心臓に負担がかかりました。フゥ。何か見てはならないモノを見てしまった感じ。

とりあえず、空港のカフェに行ってまったりとしてみた、、、ん〜床が汚い。灰皿がないため、地面が灰皿。
そんで、バス3247に乗りビルバオのメイン市街地へ。車窓からの風景、なんだか日本を感じた。高速道路のような道を走っていたんだけど、まるで東名の御殿場ちょい前な感じ。道の片側が山で逆側が谷、植物の種類も豊富。なんか懐かしかった。トンネルをくぐると、高速道路が山から街に突き刺さる感じに市街地に突入!!ディモールト感動!隠れ里に来ちゃった気分。そして横にはグッゲンハイムがウニウニとしてました。こんな感じに刺さってます。

先ほど、ついにあの忌まわしき靴orスリッパの生活から解放されたのです!

さすがに部屋の中で靴やらスリッパやらを履いて過ごすのに限界を感じまして、おばさんに「スチームクリーナー」というモノを借り清掃。もちろんフツウの掃除機も。サイコーですね、裸足。気持ちよすぎる!

そもそもなんで、なんで多くの人は靴で生活をしてるんだ?なんの得もない。ムレるし、汚れるし、、、、。靴脱いでればどこでも横になれんのにね。まぁ歴史的な背景があるんだけど、それはおいといて靴脱いだ方がいいよね。

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