テレビアニメシリーズものの最終話を見終わって、スッキリと「フー見た〜」って
思える作品って意外と少ないなぁ〜って、かなり贅沢な発言をしてみます。どんなものでもそうだと思うけど、シリーズものって特に長時間のお付き合いになるわけで、その最終回への期待はかなり高まるのわけで、、、。
ところで、この前精霊の守り人(I.G)っていうアニメを見た。
舞台は昔のアジア的なとこで、とある理由で用心棒をやってる30歳の女性がとある理由でとある王子を一生守っていくっていうファンタジーなお話。
ストーリも面白いんだけど、何より見終わったとき「フー、見た〜」っていうすごい充足感を味わえました。これを見る前に見ていた魔法少女隊アルスってのがあったんだけど、こちらは最後のオチが「ん〜」って感じだったので、特にその「フー、見た〜」感に感極まった訳です。(ちなみに魔法少女隊アルス(studio4℃)はキャラとか絵がすごくかわいくカッコイイのでその点で言えばアリ!!)

それで、この精霊の守り人っていうアニメの監督が神山健治っていう人で、攻殻機動隊のテレビシリーズの監督もやってる人です。たまにメディアで見かけていたんだけど、ちょっとなんかツーンとしててイタイ感じに思えていました。なんか原作が大作ので監督やってチヤホヤされてて、ヘーって感じだったんだけど、このアニメを見てやっぱこの人能力者だと思った訳です。自分で世界を作っていく能力があるのかはしらないけど、テレビシリーズっていう限られた時間の中で、まとめあげて最後にちゃんとオトシて「フー、見た〜」って思わせるのはスゴイなぁ〜。次回作はなんだか知らないけど、気になる。
なんか自分が「こいつイタイなぁ〜」と思ってしまった人は最初っから否定的な目線で見てしまうと、色々と勿体ないなぁ〜って思った。