Portuguese Pavilionお隣のLisboa Building(Edificio Lisboa)。こちらも中は使われていない模様で入れなかったけど、ちょっと面白かったので。メインっぽい入り口からスロープがビィーっと伸びてて、それが廊下になって、内部にアプローチ。で、その廊下にもう一枚外側の壁があって、ごっつい庇になってる。天井はない。だから光が程よく入ってきて、クッキリと影ができる。なんかこの日差しの強い気候ならではの形態って感じ。

そいでもって、こういう動線空間がファサードを決めてる。結構こういうの好き。でも、外見とこの中間的な空間はかっこいいんだけど、中が微妙な気がする、、、(外からのぞいた感じ)。

ついにポルトガルでのAlvaro Siza。Lisbon Expo '98 Portuguese Pavilion。残念ながら中では何も行われていなく、入ることは出来なかった。たまに使われたりしてるのかなぁ。

風土に素直で、ものすごくポルトガルを感じることが出来るランドスケープな建物という印象。壁-木-空-光-影-海。すんごいです。特に「枠」となる独立した壁と「地」となる建物の壁でこんなに木々がクッキリと、そして気持ちよく感じられたのには感動。モッサリ木が生えてる訳じゃないのに、、、量じゃないのね。やはり、木が作り出す影、葉の間から見える風景。そういったモノを意識させることで、それ自体を鮮明に感じさせることが出来る。。。木だけじゃなくて、他のことにも言えるんだう、、、街とか。

Santiago Calatrava氏のOriente Station。駅に到着するといきなりサァァッーって感じの世界。白っ!でも、いやみな感じは全然なく、人工的過ぎるスーパーファインは全く感じない。思っていたより天井が高く感じ、そして自然だった。こんなに外は日差しがあるのに、この下だけは影がなく、別世界。こんなに規則的なのに。このプラットフォームは3Fに位置して、2Fが前のショッピングモール、プラットフォームと地上、あとバスターミナルを繋げるコンコース。

下層に降りると、また別世界。外とのギャップが良い感じに薄暗い。プラットフォームからのトップライト、縦動線からの光がニクイ。Calatravaさん特有の有機的さがある。吹き抜けは地下まで繋がってて、クソでかいけど丁度良いバランス。でも、ヨーロッパの駅舎の決定的な違いは改札ないのよねぇ〜。それでいて、沢山縦動線があって、あんましインフォメーションもないから、ちょいわかりずらい。見た目的にはよく見えちゃうんだけど、、、。

外に出るとまたサンサンと太陽で、ギャップを楽しめる。そんでスゴイ迫力。しかしこの「良いギャップ」って何なんだろ?ンガー。
ちなみに、横のウネェ〜っとしたバスターミナルもCalatravaさんなのかな?なんか後付みたいな感じだったけど。

98年リスボン万博のこいつを「ゆるキャラ」として認定して良いかがかなり微妙だった。確かにユルイ。間違いなくユルイのは確かなんだけど、何かが足りない。おそらく、ゆるキャラにはかなりの「本気さ」が必要なのではないだろうか。と思った。こいつは端から「まっ、いっかな」な、においがしてならない。真のゆるキャラにはアツイ制作者の情熱が必要不可欠なのではないだろうかな。

ポルトガル初の朝。いきなり寝坊しちまいました。6:45発の電車には間に合わず、、、次の列車は9:10発。あぁぁ、、、。しかし、この町はタイルが目立つ。どの家のタイルもぜーんぶ違う柄。タイル見てるだけで楽しい。

そして、駅前のカフェがで待機。横に座ったおじさんグループの1人が日本語で「こんにちわ」と話しかけてきた。どうやら、日本で働いていたらしい5年。と言っても「カレー1つ!」とか「旅館はどこですか?」とか、、、。10年前って言ってたから、忘れちゃうモノね。でも楽しかった。
時間になり、トイレに行く。ケツを拭くときに体重を傾けたら便器ごと傾いたのにはビビった。

電車に乗る。車両間のスペースでは喫煙OK!すげぇ〜。
いつの間にか寝てしまっていたらしく、気づいたら窓からスゴイ光景が!Oriente駅!もうリスボン着いちゃった。思っていたよりメチャクチャ高い!きっれぇ〜い。この駅にはinfo officeはないらしく、とりあえず出て、大きな広場に面したショッピングモールに突っ込む。そんで出る、と、そこは万博跡地!跡地と言っても、かなりの建物は残っていて、万博の臭いムンムンです。人も沢山出ていて、カフェに入ったり、散歩したり、、、。あと、なんかホテル関係のエキスポがあるらしく、そちらもにぎわっていた、、、でもなんか違う。人もいるし、にぎわってる。でも動いていない建物があったり、万博特有のスタッフもいない。でも、見た目は万博。これがまた奇妙な感覚。なんだか時間のない別の世界に飛ばされてしまったような、何と言ったら分かんないけどホント妙。スタンド攻撃を受けているような感じかもしれない。で、そんな面白な感覚を味わいながら、その世界、本居リゾート地を彷徨う。

ポルトガルに向け出発!18:00発の便。なんで、10GBPのThemslinkでLutonへ。やはりeasyjetの値段を考えてしまうと、この値段が考えられない。。。
出国の前にラウンジのテレビで競馬やってた。有名なレースらしい。実は学校の先生が「儲けたくないかい」みたいな感じで、みんなを誘ってて、オレも1GBPを賭けていた。そしたらそいつ3位になってて、いくらか儲かったっぽい。いくらになるんだか知らないけど。で、それ見てたら搭乗の時間。あっ、空港の警察かっこいい銃持ってる。なんだろあれ?H&Kなにおいがしたけど、FA-MASをすげー小さくした感じ。気になる。でも警官とはいえ、やっぱマシンガン持ってうろつかれると怖いわぁ。

2時間ほどでPortugalの南の町Faroに到着。飛行機から見た限り、小さい町のもよう。そんで白い。とにかくまち全体が白い。
空港内は至る所に灰皿。空港でこんだけ灰皿があるってことは、かなりの愛煙国家なのでしょうか。そんで、中心地に向かおうとするが、バスはもうなく、タクシーのみだそう。仕方ないので、タクシーをひろい、移動。15分もしないでFaro駅に着いちゃった。空港近っ!そんでその駅があまりにも小さいもんだから、タクシーの運ちゃんに「ここホントにFaro駅?」って聞いたら「オレはタクシードライバーだ!」ってちょっと気分を損ねてしまったようでした。ごめんなさい。
明日のLisbon行きの列車を調べ、ホテル探し。駅の近くのバスターミナルの近くにマックがあり、その近くに安宿があるという情報をどっかのブログで入手していたので、とりあえずバスターミナル。これがポルトガルというところかぁ〜。街灯がいっぱいあって、キレイ。あと、タイルの壁面が沢山〜。
ちょっと歩くとマックも見つかって、とりあえず、チーズバーガー。スペインより1euroくらい安い〜。そんでその周辺を歩いてみると、Residencialって文字が見えてそこに入ってみた。安宿でした。15euro。YHでもないのに安〜。しかも1人部屋でタオルも付いてる。いきなりVIPだ!!
この宿が面白かった。廊下を歩いて部屋に向かう途中に窓があるんだけど、外と思いきや内部。はて?どうやら隣の建物と合体しているっぽい。窓から見えるのはテラスかと思いきや廊下。泊まった部屋も可愛らしい感じでした。タイルが目線くらいの高さまで貼ってある。スゴイ新鮮〜。こんだけで全然印象違うなぁ〜。ドアの付き方まで違く見える。でもちょっと圧迫感のあるような気がしたのは気のせいかしら。もうちょい広い部屋でやると面白いのかも。これはちょっとトイレみたいだったけど。あと、寒い。

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